2000年代に入ってM&Aが活発に

2000年代に入って、従来存在しなかったジャンルの様々なIT系企業が急成長するようになりました。そして、インターネット上では色々なことが出来るため、各企業が経営の多角化でさらに会社を成長させようとする中、ライバル企業に差をつけるため、M&Aを積極的に行う経営者が増えました。なぜなら、同じように経営を多角化させるライバルが多い中、0から新規事業を始めているとノウハウを蓄積したり事業を軌道に乗せるには相当な時間がかかりますが、ノウハウや経験をお金で買う事でトライ&エラーを繰り返す時間を省けるからです。この賢い方法を積極的に取り入れ、ものすごいスピードで経営の多角化させて大成功しているIT系企業が日本には多数存在します。

相手の考え方・生き方などをよく分析する

ただし買収して別の会社が同じグループに入るということは買収した企業がなんらかの不祥事を起こした場合、自分達には関係ない事と思っていても、外部からみれば、そのグループ自体が起こした不祥事として見られてしまいます。そしてグループのトップが汚職・不祥事に深く関わっているのではないかと強く疑われてしまうような可能性さえあります。そのため、M&Aを行う前にはまず、十分すぎるほど買収先のトップとの話し合いをし、仕事や金に対する考え方や、生きる上で大事にしていることを聞いたりして自分達と調和するか細かく分析することが重要です。

相手の会社の将来性の分析

過去を振り返ると、社長同士の相性が合うというだけで勢いでM&Aを決めてしまったものの実は相手先が業界内において下り坂の会社であったためM&Aの数年後に離別するような例も起きています。そのため相手側との相性の良さで決めてはならず、細かい業界内勢力分析も重要です。

M&Aとは企業の合併買収のことです。後継者問題の解決、事業再編に備えた経営基盤の強化など、企業の存続と発展を実現させるための戦略的な方法です。